日野自動車は10月3日、国土交通省に日野レンジャーのリコールを届け出た。
不具合は制動装置。
凍結防止剤を散布する車両で、後軸の駐車ブレーキ(ホイールパーキングブレーキ)用エア配管(ナイロンチューブ)の強度が不足しているため、雪道走行時、当該配管に付着した雪が凍結して氷塊となり、ナイロンチューブに大きな荷重がかかることがある。
そのため、ナイロンチューブに亀裂が生じエアが漏れ、最悪の場合、走行中に駐車ブレーキが作動し走行できなくなるおそれがある。
全車両、当該ナイロンチューブを対策品に交換する。
リコール対象車の台数は計475台。不具合の件数はこれまでに計2件、事故はない。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001013852.pdf