TNTエクスプレスは10月24日、サウジアラビアのダンマームにあるキング・ファハド国際空港の敷地内に新たなエアーとロード・ハブ(空港のハブ拠点)の建設に着工したと発表した。
新施設は2015年1月に稼働の予定で、ダンマームにあるTNTエクスプレスの現在の仕分けと通関手続きエリアの規模を5倍に拡大することで、通関手続きの効率性を大幅に改善し、通関所用時間を短縮する。
TNTは1万㎡の建物内の4800㎡を使用できるようになる。将来的には、専門の通関手続き担当者が1日24時間、業務を行える体制を構築する。
エリアが拡大することで、トレーラーの定期便が通関エリアをより頻繁に行き来できるようになるため、顧客の貨物を迅速に通関できるようになる。
この通関窓口では、TNTエクスプレスの「エコノミー・エクスプレス」、FTL(Full Trailer Loads)貨物、航空貨物など、幅広いサービスを取り扱えるようになる。