山九は11月27日、サウジアラビアの現地法人「山九マナールサウジアラビア」が、ヤンブー製油所の日常保全業務と、固形物取扱業務を受注したと発表した。
ヤンブー製油所はサウジアラビアの西海岸で2014年下期に操業を予定している大規模製油所(40万BPD)で、欧米企業数社との競合の結果、同社1社が日常保全業務、固形物取扱業務共に受注した。
業務開始時期は2014年3月頃を予定している。
日常保全業務は契約期間5年間(2年間の延長オプション付)で、要員は90名。要員は順次増員し、最終的には250名程度を計画。
固形物取扱業務は、固形製品である石油コークスと硫黄のハンドリング(構内物流業務)とベルトコンベアなど関連設備の整備となる。
契約期間は8年間で4年の延長オプション付きで114名の要員を計画中。2契約の売り上げは合算で210億円規模と想定している。