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グッドマンジャパン/グループ運用総資産242億米ドル

2013年11月30日/物流施設

グッドマンジャパンは11月27日、来日したグッドマングループのグレゴリー・グッドマン グローバルCEOが世界戦略について説明した。

<グッドマングループのグレゴリー・グッドマングローバルCEO>
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グローバル事業の進捗について、世界の主要市場で事業を展開しているとしたうえで、現在のグループの運用総資産は242億米ドル。

既に約60億ドルのエクイティコミットメント(新株予約権を用いて、金融機関などから資金調達する方法)を確保しており、今後2年間で資産規模を拡大できる資金力を備えている。

世界最大規模のインダストリアル不動産の開発パイプライン(契約済の開発プロジェクト)を確保し、総額25億ドルにのぼる69件の開発プロジェクトが進行中という。

また、「グローバルで開発事業を進めている中で、日本の構成比は高くなってきている。グッドマンの中国事業も堅調。オーストラリアでのグッドマンの市場のシャアは、50%を確保している。ヨーロッパでは、グッドマンはナンバーワンの地位を確保した」と述べた。

グループ内の日本のビジネス比率と今後の見通しは、「運用総資産ベースで、現在の比率は4%。今後は、コンスタントに約10%になる見込み。開発プロジェクトを含めると25%ぐらいになる。日本事業も拡大しているが、世界各地の拠点でも事業拡大を進めている」と説明した。

さらに、今後の日本の成長について、「日本は、非常にダイナミック市場で、グッドマンジャパンには、優秀な社員がそろった組織だと自負している。今後2~年間で、運用資産が10億ドルを超える見込み。この数字を見て頂くとグッドマンの日本へのコミットメントレベルをご理解いただけると思う。当社の重要な日本の顧客の多くに、海外でも物流施設を借りていただいているので、日本で拠点がないとサービスの強化につながらない」と強調した。

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