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UPS/12月の総配達個数20%増でオペレーションコスト増

2014年01月31日/決算

UPSは1月31日、2013年第4四半期の業績を発表し、希薄化後1株当たり利益は1.25ドルで、前年同期で0.07ドル減少した。

12月の総配達個数が20%と急増したため、1日あたりの平均取扱量は6.0%増加した。予想を大幅に上回る貨物量と厳しい天候が米国でのオペレーションコスト超過の原因となり、業績に影響を及ぼした。

米国国内小口貨物部門の売上高は、4.2%増加して93億ドルとなった。1日あたりの小口貨物取扱量は、「Deferred」(2~3日後配達の航空輸送サービス)と「Ground」(陸上輸送サービス)がそれぞれ8.0%増、5.8%増とけん引し、全体で5.6%の増加となった。

国際小口貨物部門の1日あたり平均取扱量は8.8%増加し、売上高は5.3%増の34億ドルとなった。UPSの輸出貨物取扱量は1日あたり9.5%増加し、これには欧州の13%の増加と、アジア-欧州トレードレーンでの大幅な増加が主にけん引した。

サプライチェーン/フレート部門の売上高は、フレート・フォワーディング事業の減少によって、5.8%減の23億ドルとなった。

営業利益は、ディストリビューション事業の改善がフォワーディングとUPS Freight(北米の陸上混載・貸切輸送サービスを提供する事業体)の減少を相殺して、前年の調整後営業利益と比較して横ばいだった。

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