富士ゼロックスは2月19日、古野電気の貿易業務標準化、貿易帳票類の電子化、ワークフロー自動化による業務効率化と高品質化を実現する貿易帳票管理システムを開発したと発表した。
システム導入により、古野電気の貿易関連業務は45%効率化し、スピードの大幅な向上と年間約1000万円のコスト削減を実現した。
これまで部門毎に異なるフォームで作成していた貿易帳票類の標準化と電子化、販売・出荷などのデータを一元管理する統合データベースとの連携など、業務プロセスの標準化による効率化、業務品質とセキュリティーの向上を推進する。
ERP導入による統合データベース構築のタイミングにあわせ、昨年3月から輸出業務でこのシステムを稼働。輸出業務の効率化やコスト削減効果をふまえ、同年11月から輸入業務でもこのシステムの活用を開始していた。