トランコムは4月24日、三井物産が100%出資する中国で自動車部品等の物流を行うTFCL社の出資者持分の35%を取得し、共同で事業を行うと発表した。
トランコムの出資参画によって、日本で培ってきた物流品質向上や効率化の仕組みを取り込み、より効率的で高品質、高付加価値な物流サービスの実現を目指すと共に、顧客ニーズへのより一層の対応力の強化を図っていく。
持分譲渡後のTFCLの出資比率は三井物産65%、トランコム35%となる。
TFCLは、2006年に中国で自動車部品等の輸送業務を行う会社として設立され業容の拡大を図っている。
■Transfreight China Logistics Ltd.の概要
社名:Transfreight China Logistics Ltd.
出資構成:三井物産 65%、トランコム35%(持分譲渡後)
営業資格:普通貨物輸送、倉庫、国際貨運代理、ISO14001,9001
業務内容:自動車部品国内輸送、倉庫、物流企画業務
所在地:中国広州市(本社)、中国天津市(分公司)
売上高:139百万人民元(2013年12月期見込み)
車両台数:146台(2013年12月末時点)