日本航空が4月30日に発表した2014年3月期決算によると、国際線の貨物収入は542億3800万円(前期比7.4%増)、郵便収入は90億3500万円(47.5%増)だった。
国内線は貨物が254億4700万円(1.5%増)、郵便が32億100万円(1.5%増)。
国際線では、日本発着総需要の大きな伸びが期待できない中、三国間の経由貨物を積極的に取り込むなど物量を確保し、営業面では、商品体系を再編し、温度管理輸送やエクスプレス貨物を対象としたオーダーメイド型の輸送など顧客のニーズにあわせたサービスを拡充した。
需要が見込める路線では、リスクを最小化した上でエアラインチャーター制度を活用して、他社機材による輸送も実施した。