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東海運/3月期の売上高3.9%増、営業利益22.2%増

2014年05月14日/決算

東海運が5月14日に発表した2014年3月期決算によると、売上高409億5100万円(前年同期比3.9%増)、営業利益9億2900万円(22.2%増)、経常利益9億3200万円(25.1%増)、当期利益4億3200万円(12.7%増)となった。

物流事業は、国際貨物について、京浜港でのターミナル業務の取扱量が持ち直したものの、ロシア・モンゴル向けの建機・プラント等の輸送については減少傾向となった。また国内貨物では、横浜地区での輸出入関連貨物の取扱量や九州での船舶代理店業務と小口配送等の輸送量が減少したものの、全国的なセメント関連製品輸送量の増加や中部地区での倉庫稼働率の向上があった。

物流事業全体の売上高は280億9900万円と前年度に比べ9億2900万円(3.4%増)の増収となり、営業利益は17億3800万円(4.2%増)の増益となった。

海運事業は、国内でのセメント及びセメント原料に関連する粉体船貨物や建設発生土等において取扱量増加があったほか、外航船における仕向地変更による航海距離の伸長及び円安による運賃への影響等により増収傾向となった。

海運事業全体の売上高は123億5300万円(4.7%増)となり、営業利益は4億7100万円(6.6%増)となった。

2014年3月24日に発生したセメント専用船(環洋丸:イースタンマリンシステム株式会社(連結子会社)所有船)の座礁事故に関しては現在離礁作業費用等による海運事業セグメントへの影響額を算定しているが、当該影響額については、次年度において発生するものと見込んでいる。

来期は、売上高421億2400万円(2.9%増)を見込んでいる。

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