富士通は、新WMSソリューション「Logifit WM」の開発し、提供を開始する。
物流センターソリューションにおける様々な倉庫業業務を一元化し、Webで集中管理できるシステムで、複数センターのリアル管理を実現した。
英語・中国語などの多言語化対応、各業種の商品特性や機能に対応し、豊富な管理項目・画面帳票項目を網羅している。
新たに装備したのがパラメーター機能による多業種・業務対応。
センター・荷主ごとに業務プロセスのフローをフレキシブルに変更することができるとともに、汎用項目を用いて業種ごとの項目を表示し、業種特有の管理項目への対応が可能となっている。
さらに、ハンディターミナル、タブレット・モバイルPCなど多種類の端末への対応を考慮したWMSを実現し、庫内業務運営・入出荷・棚卸業務での効率化を実現する。
帳票電子データ化ツールなど新技術への柔軟な対応を進めるとともに、ユーザー側での開発支援強化を図ることで、画面・帳票の簡易作成が行うことができる。
ミドルウェアを活用してEDIデータ・送り状データのマッピングを容易に実現し、多重入力を解消する。
生産・販売管理などの上位システム、マテハン・端末など下位システムとの連携により、貨物追跡状況を確認をできるため、問い合わせ業務の効率化が可能となる。
さらに、工程計画、見える化などの付加価値機能を標準装備している。
今後、2015年に輸配送業務を商品化する予定で、既存のLogifit KPI統合管理とによるロジスティクス業務全般の統合基盤を整備し、コスト管理・収支管理を2015年度には商品化を進め、運賃・倉庫料金のシュミレーションも行う物流計画など広範囲なLogifitシリーズを構想している。
■物流情報システムソリューション
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