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コニカミノルタ/サプライチェーン全体での環境負荷低減目指す

2014年06月20日/調査・統計

コニカミノルタは6月20日、「コニカミノルタCSRレポート2014」を発行し環境への取り組みを公開した。

「環境課題の解決と企業の競争力向上の両立」をコンセプトとし、「グリーンプロダクツ(企画・開発)」「グリーンファクトリー(調達・生産)」「グリーンマーケティング(物流・販売)」の”3つのグリーン活動”を重点テーマに掲げている。

テーマ毎に環境負荷低減と企業の成長の両面で目標を設定。企業の成長(企業価値の向上)の側面で目標を立てるのは、コニカミノルタの中期環境計画において、初めての試み。

また、環境負荷低減と企業の成長の両立は、コニカミノルタグループの枠を超え、取引先との協業にも拡大。コニカミノルタが培った環境ノウハウを活用して、取引先とともに生産工程の改善活動を進めることで、コストダウンとCO2排出量削減を両立する取り組みを推進している。

この取り組みは、品質・生産性向上、コストダウンを主目的としているが、材料やエネルギー削減など環境負荷低減にもつながっている。

2013年度は、これら取り組みの結果、年間で約1800トンのCO2を削減。さらに、「中期環境計画2016」では、グループ生産拠点でのCO2削減目標に加えて、調達に関わるCO2削減目標を掲げ、取引先との協働をさらに拡大しながら、サプライチェーン全体での環境負荷低減に取り組んでいくとしている。

なお、コニカミノルタが算定した2013年度のサプライチェーン全体のCO2排出量実績は、約140万トンで、2012年度から約6.8%減少した。

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