東芝メディカルシステムズは6月26日、マレーシア ペナンに100%出資の製造現地法人を設立し、12月から操業を開始すると発表した。
マレーシア初となる医療用画像診断システム製造法人で、海外製造拠点としては中国・大連、ブラジル・カンピーナスに次ぐ3つ目の拠点。主に超音波診断装置と基板の製造を行う。
マレーシアは欧州や中東地域へのグローバルロジスティックスのハブであり、同国で製造することで、グローバル市場の顧客に高品質な製品を迅速に提供することが可能。
東芝メディカルでもサプライチェーンのトータルコスト最適化を図ることができる。また、同国は半導体や自動車産業なども成熟しており、部品調達においても優位なロケーションであるとしている。
■新会社概要
所在地:Plot 111-A Hala Kampung Jawa 2,
Bayan Lepas Industrial Estate, 11900 Penang, Malaysia
事業内容:超音波画像診断装置と基板の製造
名称:Toshiba Medical Systems Manufacturing Asia SDN. BHD.
従業員数:2020年までに200人を予定
敷地面積:5900㎡
延床面積:8583㎡