鴻池運輸は8月7日、中京地区の物流ネットワークの充実を図るため、11月に愛知県大府市に「大府配送センター」を開設すると発表した。
延床面積は約2万7000㎡で、鴻池運輸では中京地区で初の大型常温物流拠点。
三重県と愛知県を繋ぐ中京地区の大動脈・伊勢湾岸自動車道の豊明ICから約700m(約3分)、名古屋港から約15㎞(約30分)、中部国際空港セントレアから約25㎞(約30分)と交通アクセスの良い場所にあり、中京地区の物流の拠点として対応が可能だ。
外国貨物のまま取り扱える保税蔵置場の認定を受ける予定で、KONOIKEグループの海外ネットワークとの連携により、海外からの製品輸入、通関、保管、加工、国内配送までワンストップでサポートする。
独自に開発した物流管理システム「KWMS」により、各種の情報サポートシステムを提供。顧客とのEDI連携による対応はもちろん、顧客のパソコンから在庫情報や入出庫履歴をリアルタイムで閲覧できる機能などにより、顧客のビジネスをサポートする。
また、セキュリティー・フードディフェンスに対応し、監視カメラ・入退室管理システムを導入している。
■新配送センター
住所:愛知県大府市北崎町遠山1-1
敷地面積:約2万6000㎡
構造:鉄骨4階建て(内1、2階を賃貸)
延床面積:約2万7000㎡(賃貸スペース)