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国交省/大型車誘導区間を指定

2014年10月20日/生産

国土交通省は10月20日、大型車両の通行を誘導すべき道路の区間(大型車誘導区間)を指定した上で、一定の大型車両に関する通行許可手続を一元的に実施するため、指定を行った。

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高速道路は原則全線指定、直轄国道も原則全線指定、地方管理道路は、主要港湾・空港・鉄道貨物駅を結ぶ道路等。

なお、高速道路と直轄道路は都心部の区間、バイパス整備後の区間等を除いている。

合計3万3830㎞となり、全道路の約3%の指定により、特殊車両の通行の約8割をカバー可能としている。

なお、大型車誘導区間は、道路の老朽化への対応として、大型車両の通行を望ましい経路へ誘導することにより適正な道路利用を促進するためのもの。

国際海上コンテナ車をはじめとする大型車両に係る「特殊車両の通行許可」について、今後は、あらかじめ指定した「大型車誘導区間」のみを通行する場合、個別の道路管理者への協議が不要となり、国が一元的に審査した上で許可する。

国の一元的審査により、許可までの期間を従来の20日間から今後は3日程度に短縮。そして、望ましい経路へ通行を誘導し、道路の保全に寄与するとしている。

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