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JAL/4~9月の国際貨物9.6%増、国内貨物2.8%減

2014年10月31日/決算

JALが10月31日に発表した2015年3月期第2四半期決算によると、国際線貨物の売上高は288億円(前年同期比9.6%増)、国際線郵便は47億円(20.6%増)、国内線貨物の売上高は123億円(2.8%減)だった。

国際線貨物は、特に北米向け需要が伸びる中、日本発自動車関連需要などを積極的に取り込んだ他、レベニューマネージメントを強化し、生鮮品など三国間の経由貨物も効率的に取り込むことで売上高の極大化に努めた。

営業面では、発着便数が増加した羽田空港の体制を強化し、内際接続輸送サービス(J-LINK)の拡充に努めるとともに、需要が見込める路線ではリスクを最小化した上でエアラインチャーター制度を活用して他社機材による輸送も実施した。

国際線郵便は堅調な伸びを見せている個人通販の需要を取り込んだことにより前年同期を着実に上回る需要を確保した。郵便トン・キロベースで前年同期比7.6%の増加となった。

国内線貨物は消費税率引き上げ前の需要増が年度初めまで続いたことやトラック不足による陸送から航空への移転により需要が一時増加し、また夏場には旺盛な生鮮品貨物を取り込んだが、供給量の減少により、有償貨物はトン・キロベースで前年同期比3.1%減少となった。

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