三菱ふそうトラック・バスは11月6日、国土交通省にキャンターのリコールを届け出た。
不具合の部分は電気装置(バッテリーイコライザー)。
小型トラックで、バッテリーイコライザーの12Vと24V端子の防水加工に不適切なものがあり、融雪剤等の導電物質が付着すると、この端子とバッテリーイコライザーのケースが通電して電気的腐食が発生するものがある。
そのままの状態で使用を続けると、この端子部でショートが発生し、最悪の場合、端子周りの樹脂部品、配線からの発煙、発火に至るおそれがある。
リコール対象車の台数は計3万4681台。不具合の件数は19件、事故は部分焼損が1件。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001059673.pdf