クラウドベースのデータ・マネージメントの世界的テクノロジーリーダー、Krux Digital（Krux） が、東京にオフィスを開設した。
長年に渡りアドテク業界の経営と市場開拓に専念してきた狩野昌央がKruxのジャパン・カントリーマネージャーとして就任し事業活動を開始した。
狩野氏はKruxの人事を含む国内でのビジネス体制構築と、市場開拓をリードし成長させて行く。
日本はKruxのアジア・パシフィック地域での今年3番目の拠点となる。2014年6月にKruxはオーストラリア・オフィスを設立、メディア部門のエグゼクティブでカントリーマネージャーのジョー・ゲインズがその設立をリードした。
翌月、テクノロジー部門ヴァイス・プレジデントのセス・イェイツのリードにより、Kruxは初の国際研究開発センターをシドニーに設立。2014年4月にはシンガポールーオフィスを設立し、アジア・パシフィック地域マネージング・ディレクターにステュ・スピテリが就任した。
「東京オフィスでは、ビッグデータの活用を国内マーケターに提案し、顧客のビジネスの成長を支援する」（狩野マネージャー）、「狩野は、デジタル・マーケティングとエンタープライズ・セールス業界において豊富な経験がある。狩野のリードにより日本のビジネスの早急な成長が期待できる」とKrux社CEO兼共同創業者のトム・チャベスは話す。
狩野マネージャーは、Krux入社以前には、TubeMogulジャパンの代表取締役兼CEOを務め、日本国内での動画広告の普及発展に尽力してきた。その前には、ネット・レーティングスの代表取締役を11年以上に渡って勤め、オンライン・オーディエンスメジャーメント（独自のモニターを保有し、インターネットの視聴率にあたるWebサイトのアクセス規模データを提供）の重要性を国内に定着させた。
また、MacAfeeジャパンの代表取締役社長、Novelジャパンの営業ディレクター、WordPerfectジャパンのジェネラルマネージャー等、複数の米国企業日本支社のシニア・ポジションを経験。それ以前はSoftBankのネットワーク事業部で統括マネージャの任務に就いていた。
■Krux Digital
http://www.krux.com
