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GLP/ファンド運用プラットフォームを大幅に増大

2014年12月08日/物流施設

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は12月8日、GIC(シンガポール政府投資公社)と共同出資で81億米ドル(約9733億7700万円)相当の米国の最大級の物流施設ポートフォリオを取得したと発表した。

この取引によって、世界最大の経済国であり、物流不動産市場である米国で可及的に所有物件の拡大がもたらされると同時に豊富な経験を持つ現地の経営陣が米国でのGLPチームをさらに強化する。

GLPはベスト・イン・クラスのファンド運用プラットフォームを通じて、引き続き最適な物流市場で国際的な拡大戦略を展開していくとしている。

この取引は2015年第1四半期に完了する見込みで、当初は「GLP米国・インカム・パートナーズⅠ」の持ち分55%をGLPが、残りの45%をGICが保有することになる。

GLPは、ファンド運用プラットフォームの拡大に伴い、2015年8月までに持ち分を10%にする意向で、他の資本パートナーから米国物流不動産市場への投資に対して既に高い関心を得ている。

GLPの当初のエクイティ持ち分55%は現金と短期の信用供与で調達する。そして、GLPの最終持ち分の10%は3億3000万米ドル(約396億5610億円)のエクイティとなり、GLPの純資産価値の4%に該当する。

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