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PwC/グローバル企業のサプライチェーンの運営の調査結果発表

2014年12月18日/調査・統計

プライスウォーターハウスクーパース(PwC)は、MIT(マサチューセッツ工科大学)のサプライチェーンイノベーションフォーラムと共同で、グローバル企業209社を対象に、「グローバルサプライチェーンとリスクマネジメントサーベイ」を実施した。

グローバル企業のサプライチェーンの運営とリスクマネジメントに対する取り組みを調査したもの。

グローバルな組織になるにつれ、企業は原材料の価格変動や為替の変動、市場変化、燃料価格の乱高下といった回避可能なリスクから、自然災害のように回避不可能なリスクまで、さまざまなハイリスクシナリオにさらされる。

今回の調査結果は、サプライチェーンのリスク管理と、将来のビジネスチャンスに役立つ、5つの基本原則を立証しているとしている。

その5つの基本原則とは、「サプライチェーンの寸断は、事業と財務パフォーマンスに大きな影響を与える」、「サプライチェーンとリスクマネジメントの能力が成熟している企業は、そうでない企業よりもサプライチェーンの寸断に対するレジリエンスが強い」、「柔軟なサプライチェーン構築に注力している企業は、そうでない企業よりも、サプライチェーンの寸断に対するレジリエンスが強い」、「リスクの分類に注力している企業は、そうでない企業よりもサプライチェーンの寸断に対するレジリエンスが強い」、「サプライチェーンとリスクマネジメントの能力が成熟している企業は、そうでない企業よりも、業務面・財務面に関する全調査項目で良い結果を残している」。

■グローバルサプライチェーンとリスクマネジメントサーベイ
http://www.pwc.com/jp/ja/japan-knowledge/archive/supply-chain-risk-management1412.jhtml

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