ソニーは12月22日、日本、タイ、マレーシアで展開している物流事業会社 ソニーサプライチェーンソリューションについて、三井倉庫の出資を受け入れ、合弁事業を開始することで合意し、契約を締結した。
ソニーは、エレクトロニクス事業向け物流サービスの品質維持向上とコスト競争力の一層の強化、三井倉庫は新たなプラットフォーム型サービスの提供による企業価値の向上を目指す。
合弁会社のソニーサプライチェーンソリューションは、ソニーに対する物流サービスを引き続き提供することに加え、第三者向けの物流業務も開拓する。
ソニーグループは、エレクトロニクス事業に関するグローバルな物流サービスと海外経験豊富な人材をグループ内に保有しており、さらなる物流オペレーションの競争力強化のため、戦略的パートナーとの提携を検討していた。
ソニーは、本件取引により、三井倉庫グループの物流業界での豊富なノウハウ、営業ネットワークを合弁会社を通じて活用することで、物流オペレーションのさらなる効率化・品質維持向上、コスト競争力の一層の強化を目指す。