南海通運は4月21日、タイからミャンマーへの国境陸送混載便の業務を4月1日から開始したと発表した。
これまで危険・高価・不安定と考えられていた国境陸送物流で、6年にわたる実証走行を重ね、さらにミャンマーに物流子会社を設立したことにより、タイのバンコクからミャンマーのヤンゴンまで、小ロットかつ圧倒的低価格で安定した早い物流を確立した。
南海通運の国境陸送は、大型物流でなく、中小企業も安心して使える混載物流に焦点を絞っている。
6年前より国境物流に関わり、その後ヤンゴンに中小企業向けのビジネスサポート会社と物流子会社を設立。
現地の会社や組織とのさまざまなつながりにより人的コネクションを形成し、タイ及びミャンマーで国境物流を主に営業する会社と業務提携を進めてきた。
国際一貫物流のノウハウと、タイ・ミャンマーの国境陸送物流の先駆けである点を強みに、ミャンマーで製造・ビジネスを考えている日本企業または日系企業に、安定した物流を提供する。
今後は、国境物流のさらなる安定化・低価格化・利便性の追求のため、民間保税倉庫第1号の運営を計画している。
