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名糖運輸、ヒューテックノオリン/統合予定日、10月1日

2015年04月24日/SCM・経営

名糖運輸とヒューテックノオリンは4月24日、経営統合に向けて協議を進めてき両社は、各社取締役会における決議に基づき、統合契約書を締結し、共同して株式移転計画を作成したと発表した。

株式移転計画では、経営統合の背景及び目的、経営統合により実現を目指す目標、株式移転のスケジュールなどを掲載。

経営統合の背景と目的では、両社は特定の顧客や取引先に偏らない独自性を保持しつつ、低温食品物流業界において共に事業の拡大を進めてきたとしている。

今後は、両社の強みであるチルド物流とフローズン物流のノウハウを活かしながら、強固な連携関係を構築し、業務領域の拡大による顧客サービスの向上や経営基盤の強化を図り、高度な温度管理技術を用い、刻々と変化する食品物流を担う総合物流情報企業を実現することが不可欠であると判断した。

その顧客から高い評価を受け、選ばれるパートナーとなることを通じ、新たな企業集団の価値の持続的な向上を図り、ひいては、本経営統合が株主の皆様、取引先及び従業員を含めた全てのステークホルダーにとっても最善の選択であるとの共通認識のもと、対等の精神に則り、経営統合を進めるべく今回の合意に至ったとしている。

経営統合により実現を目指す目標として、まず、事業規模の拡大を通じて、インフラの共有と再編により一層の効率的な経営の実現を目指し、併せて顧客サービスの更なる向上を図っていくとしている。

両社が主力とする保管、仕分け、そして輸配送において、それぞれの得意分野を一体化し、低温食品物流におけるきめ細かなサービスの提供が可能となり、同業界におけるリーディングカンパニーたる地位の確保を目指すとしている。

スケジュールは、両社の東京証券取引所上場廃止を9月28日に、統合予定日と共同持株会社株式上場日を10月1日を予定している。

株式移転比率は、名糖運輸が1に対しヒューテックノオリンが1.44。

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