SGホールディングスグループのC&Fロジホールディングス(C&Fロジ)は1月14日、低温物流センター「北東北共同センター(仮称)」を岩手県滝沢市に6月竣工を目指し建設中であると発表した。
「北東北共同センター(仮称)」は、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯の保管機能を持つ物流施設。東北自動車道「盛岡IC」から約10分と交通の便に優れた立地だ。
同施設はヒューテックノオリンが運営主体となり、名糖運輸、デイラインと共に3社で共同運営する。それぞれの温度管理や品質管理のノウハウを集約することで、これまでにない新たな価値を提供するという。
なお、複数の事業会社が共同で運営する冷凍・冷蔵温度帯を備えた施設は、C&Fロジでは初となる。
既存業務にあたる冷凍食品の保管および共同配送などのほか、厳格な温度管理が必要な医薬品輸配送関連業務などへの業務拡張が可能となり、新たな価値創出につなげる狙いだ。
■施設概要
「北東北共同センター(仮称)」
所在地:岩手県滝沢市大釜風林
アクセス:東北自動車道「盛岡IC」約10分
敷地面積:1万1686m2
延床面積:6222m2
構造:一部2階建 1棟
温度帯:冷凍・冷蔵・常温
保管能力:冷凍倉庫 約1800パレット
冷蔵倉庫 約730パレット
常温倉庫 約100パレット
主な設備:ドックシェルター16基、自然冷媒冷却システム、全館LED照明、保有車両(中型・大型合わせ)15台(予定)
竣工:2025年6月(予定)
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