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福山通運/3月期の売上高0.6%減、営業利益3.3%増

2015年05月08日/決算

福山通運が5月8日に発表した2015年3月期決算によると、売上高2539億4100万円(前年同期比0.6%減)、営業利益128億円(3.3%増)、経常利益139億2600万円(3.5%増)、当期利益85億6400万円(13.6%増)となった。

運送事業は、取扱物量の回復が遅れるなか、山形新庄(山形県)、新宮(和歌山県)、大津(滋賀県)の新設に加え、名古屋南支店の改築などネットワーク網の拡充を図り、商業小口荷物の拡大と重厚長大荷物を中心とした運賃単価の是正や不採算荷物からの撤退など、選択と集中に注力してきた。

堺主管支店(大阪府)に計量計測機能を備えた自動仕分装置を設置するとともに、3月からは東京・大阪間に続いて、東京・福山間に専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」の運行を開始し、モーダルシフトによるCO2排出量の削減と長距離安定輸送体制の強化にも取り組んできた。

結果、売上高は2220億2900万円(1.1%減)、営業利益は113億6400万円(5.7%増)となった。

来期は、売上高2580億円(1.6%増)、営業利益130億円(1.6%増)、経常利益139億円(0.2%減)、当期利益93億円(8.6%増)を見込んでいる。

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