UPSは5月8日、集配車両の燃料として使用する再生可能天然ガス（RNG）をクリーン・エナジー・フューエルズ社から購入する契約を締結したと発表した。
＜UPSの圧縮天然ガス（CNG）トラクタートレーラー＞
代替燃料としての再生可能天然ガスと先端技術車両の使用を大幅に拡大するというUPSの計画の一環。
代替燃料と先端技術車両による走行距離を2017年末までに10億マイル（16.1億㎞）とすることを目標としている。
クリーン・エナジー・フューエルズ社は商業用のRNG利用を始めて可能にした「Redeem（リディーム）」の唯一の生産者。
カリフォルニア州サクラメント、フレズノ、ロサンゼルスの各都市にあるUPSの燃料補給所では、2015年5月からUPSが保有するトラクターと集配車の燃料にリディームRNGを使用する。
UPSとクリーン・エナジー・フューエルズ社は、3か所の燃料補給所で、カリフォルニア州内のUPSの約400台の圧縮天然ガス（CNG）車両に、年間約150万ガロン（568万リットル）相当のRNGが供給されると推定している。
