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丸全昭和運輸/3月期の売上高5.8%増、営業利益11.2%増

2015年05月11日/決算

丸全昭和運輸が5月11日に発表した2015年3月期決算によると、売上高946億7200万円(前年同期比5.8%増)、営業利益47億7000万円(11.2%増)、経常利益53億9100万円(14.7%増)、当期利益36億6000万円(17.2%増)となった。

貨物自動車運送事業は、関東地区では産業用ガスと医薬品関連の新規受注があり、さらに高機能樹脂や日用雑貨、非鉄金属の取扱いの増加があった。関西地区でも日用雑貨の取扱い増加があり、全体として増収となった。

港湾運送事業は、関東地区では建設機械の輸出取扱いの減少があったが、青果物や住宅関連、家電製品の輸入取扱いが増加となった。中部地区ではステンレス増産に伴う沿岸荷役作業の増加もあり、全体として増収となった。

倉庫業は、関東地区では産業用ガスと医薬品関連の新規受注があり、さらに日用雑貨や研磨材料の取扱いの増加があった。関西地区でも日用雑貨の取扱い増加があり、全体として増収となった。

鉄道利用運送事業は、関東地区での住宅建材などのJRコンテナの取扱いが減少し、全体として減収だった。

その他の物流付帯事業は、外航船収入では東南アジア向けプラント案件や産業用ガスなどの取扱い増加に伴い、増収。内航船収入では土砂運搬や石炭の内航回漕業務の増加により増収となった。

荷捌収入では医療用フィルムなどの取扱い業務の一部縮小があり減収となったが、全体としては増収となった。

来期は、売上高1030億円(8.8%増)、営業利益51億円(6.9%増)、経常利益56億円(3.9%増)、当期利益38億円(3.8%増)を見込む。

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