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日新/3月期の売上高5.6%増、営業利益15.4%増

2015年05月11日/決算

日新が5月11日に発表した2015年3月期決算によると、売上高2044億6100万円(前年同期比5.6%増)、営業利益46億6400万円(15.4%増)、経常利益51億3500万円(9.7%増)、当期利益24億4700万円(6.7%減)となった。

物流事業の売上高は1481億4000万円(7.0%増)、営業利益は35億7100万円(22.9%増)となった。

日本では、輸出海上貨物は、自動車の現地生産拡大に伴い北米・アジア向けを中心に自動車関連部品や機械設備の取扱いが順調だったが、11月以降は北米西岸港混雑の影響を受けた。また、危険品の取扱いが好調に推移した。

輸入海上貨物は、アパレル、雑貨などは堅調に推移したが、製材・合板関係は消費増税の影響を受け伸び悩んだ。

輸出航空貨物は、アジア・北米向け自動車関連部品や中国向けアパレル関連素材の取扱いが順調だったことに加え、電子部材の取扱いが回復傾向となった。更に、1月以降は北米西岸港混雑により取扱いが伸長した。

輸入航空貨物は、球根・花卉など園芸関連の取扱いが落ち込んだほか、アパレルや医薬品関連貨物が伸び悩むなど、全般的に低調に推移した。

倉庫・港湾運送では、倉庫事業は取扱貨物の増加と高稼働に加え、施設の集約化が収益に寄与した。

ターミナル事業は、コンテナ船業務は、一部船社の航路再編の影響を受けたものの、内航船業務は順調に推移した。

来期は、売上高2130億円(4.2%増)、営業利益54億円(15.8%増)、経常利益56億円(9.0%増)、当期利益26億円(6.2%増)を見込んでいる。

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