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日本トランスシティ/3月期の売上高4.4%増、営業利益14.6%減

2015年05月12日/決算

日本トランスシティが5月12日に発表した2015年3月期決算によると、売上高924億9600万円(前年同期比4.4%増)、営業利益31億600万円(14.6%減)、経常利益40億5300万円(8.2%減)、当期利益27億8900万円(3.9%増)となった。

総合物流事業全般の売上高は、914億5100万円(4.4%増)となった。

その内、倉庫業は、期中平均保管残高が前期比6.3%増の46万1000トンと増加したが、期中貨物入出庫トン数は、前期比2.1%減の636万2000トンとなり、保管貨物回転率は57.5%(前期は62.4%)と低下し、売上高は前期とほぼ同額の345億9400万円となった。

港湾運送業では、四日市港での海上コンテナの取扱量が、前期比10.1%減の20万3000本(20フィート換算)となり、完成自動車の取扱量は、国内車、輸出車ともに減少した。また、輸入原料の取扱量は、サイロ貨物、鉱石類は増加したが、石炭は減少し、売上高は203億6100万円(3.5%減)となった。

陸上運送業では、貨物自動車運送の取扱量が前期比2.8%減の731万2000トンとなり、通運貨物の取扱量も減少したが、バルクコンテナ輸送にかかる取扱量は前期比2.7%増の17万6000トンで、売上高は連結子会社が増加したことにより、前期比5.1%増の180億3300万円(5.1%増)となった。

国際複合輸送業・その他では、航空輸送での輸出入の取扱量は前期比1.5%減の2735トンとなったが、海上輸送における輸出入の取扱量は前期比4.7%増の183万7000トンとなり、売上高は184億6200万円(25.5%増)となった。

来期は、売上高940億円(1.6%増)、営業利益36億円(15.9%増)、経常利益43億円(6.1%増)、当期利益30億円(7.5%増)の見通し。

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