トナミ運輸、第一貨物、久留米運送の3社は6月7日から、トナミ運輸東大阪支店、第一貨物大阪支店と久留米運送東大阪支店で共同輸送を開始した。
トナミ運輸の自社便が久留米運送の関東向け約6トン、第一貨物の自社便が久留米運送の東京、神奈川向け約6トンの共同輸送を6月7日から開始したもの。
2012年9月にトナミホールディングス、第一貨物、久留米運送は、輸送の良質なサービスと運行機能の効率化を主目的に、3社の合弁による「ジャパン・トランズ・ライン」(JTL)を設立し、3社の関東と関西間の幹線運行の一部を担ってきた。
JTL運行部会で協議を続けてきた週末の運行効率化について、大阪から関東の共同輸送を実施した。
トナミ運輸と第一貨物は両社の幹線便で久留米運送の貨物を共同輸送することにより幹線運行の効率化と、久留米運送は運行を1便減便し輸送コストの圧縮を図る。
今後、部分的な施設面の共用化や共同配達も協議をしており、より一層の規模の効果の拡大創出・実現に努めていくとしている。