LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





産業ファンド/兵庫県西宮市の物流施設増築、鈴与と賃貸借予約契約

2015年07月08日/物流施設

産業ファンド投資法人(投資法人)は7月8日、保有資産である兵庫県西宮市の「IIF 西宮ロジスティクスセンター」の敷地内に、新たな物流施設の増築による追加取得を決め、鈴与との間で、新たに定期建物賃貸借予約契約を締結したと発表した。

<完成予想図>
20150708sangyof1 500x326 - 産業ファンド/兵庫県西宮市の物流施設増築、鈴与と賃貸借予約契約

<所在地>
20150708sangyof2 500x449 - 産業ファンド/兵庫県西宮市の物流施設増築、鈴与と賃貸借予約契約

増築は、鈴与の関西エリアでの業容拡大ニーズを捉えた産業ファンドの内部成長の実現を目的とする。

2007年10月にこのIIF 西宮ロジスティクスセンターを取得以降、この物件敷地内に新たに物流施設を増築し、これを既存棟のテナントである鈴与に賃貸することを企図し、3C Management Cycle によるテナントリレーションを生かして継続協議を重ねてきた。

<IIFの3C Management Cycleによるテナントリレーション>
20150708sangyof3 500x141 - 産業ファンド/兵庫県西宮市の物流施設増築、鈴与と賃貸借予約契約

鈴与との間で増築プロジェクトの合意に至ったため、投資法人による竣工後の増築棟取得を決定するとともに、7月8日付で増築棟に係る期間20年間の定期建物賃貸借予約契約を締結したもの。

既存棟の現行の2005年8月22日付定期建物賃貸借契約の契約満了日についても、竣工後の増築棟取得(2016年5月中旬を予定)と同時に、この契約の契約満了日まで、約10年間延長することで合意した。

この増築により、鈴与は営業面積の拡大と多種多様な貨物の取扱いが可能となる。また、投資法人は、鈴与との協働により、増築後のテナントを予め確保し、この物件からの収益を途絶えさせることなく、収益拡大と長期安定的な契約の継続、資産価値向上の実現が可能となるとしている。

なお、IIF 西宮ロジスティクスセンターの立地特性は、阪神高速 5 号湾岸線「西宮浜 IC」出入口近接。大阪港、神戸港という関西有数の港の中間である西宮浜産業団地内に所在。大阪市内、神戸市内等の関西主要消費地に近接である。最寄駅から徒歩圏外だが、周辺の居住者が自動車やバスを移動手段とすることで雇用確保も十分可能という。

■IIF 西宮ロジスティクスセンター(増築棟)
特定資産の種類:不動産信託受益権
所在地:兵庫県西宮市西宮浜1-2
用途地域:準工業地域 建物
構造と階数:鉄骨造4階建
建設時期:2016年5月
延床面積:6080.00m2
施工者:鈴与建設
種類:物流施設
所有・それ以外の別:所有権

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース