帝国データバンクは7月8日、円安関連倒産の動向調査2015年上半期を発表した。
業種別では2015年上半期は「運輸業」が52件(構成比 22.5%)でトップ。最近の燃料価格の再上昇が、最後の追い討ちとなったケースが目立つ。
「繊維・衣服・繊維製品卸売業」の34件(14.7%)で、前年同期の8件から325.0%(26件)の大幅増加。「食料品・飼料・飲料製造業」も21件(9.1%)を数え、前年同期比200.0%の大幅増加となるなど、件数上位の業種を見ると、繊維・アパレル、食料品関連が目立っている。
地域別では関東が東京都を中心に94件でトップで、業種では繊維・衣服・繊維製品卸売が21件、運輸業が18件の倒産となった。
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