グッドマングループは9月7日、運用ファンドであるグッドマン・ジャパン・コア・ファンド(GJCF)が2015 年度GRESB調査(グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク)のインダストリアル私募ファンド部門で、アジアのセクター・リーダーに認定されたと発表した。
GJCFがGRESBに参加するのは本年が初めてで、初年度に同セクターの最も優れた環境事業者に選出される快挙を達成した。
GJCFはハイクオリティな私募ファンドとして設立され、現在は日本国内の先進的な優良物流施設13棟により構成される、総資産1400億のポートフォリオを運用。
グッドマンジャパンのCEOであるポール・マクギャリーは「当社は、カスタマーにハイグレードな物流スペースを提供するとともに、サステナビリティに配慮した持続可能な成長を促し、安定したリターンの実現を目指している。2015 年度GRESBのインダストリアル私募ファンド部門で、GJCFがアジアのセクター・リーダーに認定されたことは、企業としてのガバナンスと社会的責任に対する強いコミットメントを、日本の運用ポートフォリオにも反映した姿勢が評価された結果である」と話した。
なお、GRESBの年次調査はエネルギー、温室効果ガス、水、廃棄物などの項目を網羅するパフォーマンス指標、環境リスク査定、パフォーマンス改善プログラム、社員・顧客・取引先・地域社会のコミットメントと参画など、包括的なサステナビリティへの取り組みを評価するもの。評価基準にはマネジメントと戦略、方針と開示、リスクと機会、環境管理システム、パフォーマンス指標、グリーンビル認証、社会的項目などが含まれる。