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横浜市/山下ふ頭を観光・大規模集客施設に再開発、倉庫等を移転

2015年09月14日/生産

横浜市は9月14日、山下ふ頭開発基本計画を発表した。

新たな横浜のシンボルとなる大規模集客施設を導入し、物流の港湾から観光・人が交流するミナトへ転換する。

<現在の山下ふ頭>
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山下ふ頭は、一般貨物対応の総面積約47haのふ頭で、本牧ふ頭、南本牧ふ頭、大黒ふ頭などのコンテナふ頭で扱うコンテナの開梱、梱包などを行うバックヤードとしての役割を主に担っている。

49棟の倉庫等が操業しており、現在の物流機能に支障が生じないよう倉庫等を移転しながら、国内外から多くの観光客が訪れる機会となる2020年の一部供用に向けて、民間のノウハウ・資源・資金等を十分に活用し、段階的に開発を進める。

今後のスケジュールは、第1段階として、ふ頭内の土地利用の混在を避けるとともに、既成市街地と連続した動線が確保できるよう山下公園に隣接する約13haのエリアの開発を進める。

2025年以降に全体供用を計画している。

<山下ふ頭マスタープラン>
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開発基本計画では、大規模集客施設は、コンベンション機能、スポーツ機能、エンターテイメント機能を持ち、特色ある施設として、ショッピング機能、交通ターミナル機能(回遊機能)、憩う機能、水辺散策機能を集積する。

世界からの集客に向け、大規模空間を生かした、観光・MICE、文化・芸術などの魅力的な機能を導入し、周辺地区との機能分担・回遊性の確保による相乗効果を図る。

世界が注目し、横浜が目的地となる都心臨海部にふさわしい新たな魅力創出するハーバーリゾートを形成する。

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