鴻池運輸は11月25日、新日鉄住金の完全子会社である日鉄住金リサイクルの全株式を取得し子会社化すると発表した。
日鉄住金リサイクルの株式を取得し、新たな環境リサイクル分野への進出を目指す。
株式取得により、KONOIKEグループが展開しているリサイクル事業と、日鉄住金リサイクル社の高温処理技術に基づくリサイクル処理能力を融合させることで、より質の高い環境関連サービス事業を提供することが可能となる。
日鉄住金リサイクル社のガス化溶融炉から発生する飛灰は、KONOIKE グループが保有するRC資源循環炉の原料となり、還元処理により製鉄原料や非鉄原料として再利用することができる。
今後両設備をKONOIKEグループが保有することで、効率的な運営等の相乗効果が期待でき、KONOIKEグループの企業価値向上につながると考えている。
■異動する子会社の概要
名称:日鉄住金リサイクル
所在地:茨城県鹿嶋市光3
事業内容:一般廃棄物、産業廃棄物の処理、再生、その再生品の販売
資本金:2億7000万円
設立年月日:2004年2月19日
株主:新日鉄住金100%