ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は1月13日、広島県の呉事業所で建造していたSTH SYDNEY LLC向けFUTUREシリーズ60型バルクキャリア「STH SYDNEY(エスティーエイチ シドニー)」を引き渡した。
ハンディマックス、スープラマックス型バルクキャリアのブランドとして、長く好評を博してきた「FUTURE」シリーズの新船型「FUTURE 60」型。従来の「FUTURE 56」型より全長を8メートル伸ばし、載貨重量6万トンへと大型化している。
電子制御式エンジンを装備し、IMO NOx排出規制(2次)に対応しているほか、省エネ装置として、船尾部に独自開発のSuper Stream Duct、Surf Bulbなどを装備し、従来比約10%の省エネを達成している。
■概要
主要寸法:全長198.0mx幅32.26mx深さ18.60mx喫水12.94m
載貨重量:6万309t
総トン数:3万4321t
主機関:DU-WARTSILA 6RT-flex50-D
航海速力:14.0ノット
定員:25名
船級:NK
船籍:マーシャル諸島