プロロジスは1月18日、日立物流ファインネクストのための専用物流（BTS型）施設として、茨城県古河市に「プロロジスパーク古河2」を開発すると発表した。
＜完成イメージ＞
開発地は、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近に位置し、圏央道五霞ICからは約6㎞（約10分）の北利根工業団地内に位置している。
今年度には圏央道の延伸により都心部から放射状にのびる東名・中央・関越・東北・常磐・東関道の6つの自動車道とつながる計画となっている。
圏東日本広域をカバーできるため、今後の物流適地として期待されるエリアで、日立物流ファインネクスト社は、プロロジスパーク古河2を事業拡大のための戦略拠点として活用する。
施設は地上2階建て、延床面積約2万2000m2の施設として開発。1階には、施設両面にトラックバースと大庇を設け、荷捌きの効率性が高く、雨天時にも作業のしやすい環境を整える。
梁下有効高は1、2階とも6.5mを確保し、1Fの床荷重は1m2あたり2.5tを確保するなど、標準的な仕様に比べ、ハイスペックで汎用性の高い施設設計とする。
プロロジスパーク古河2は、プロロジスがBTS型施設の集積パークとして開発を進めているプロロジスパーク古河（敷地約10万5000m2）での2棟目の施設となる。
プロロジスパーク古河」は今年10月に竣工予定で、3棟目のプロロジスパーク古河3は現在入居企業を募集している。
当初、プロロジスパーク古河2として利用予定だった土地の一部は、日立物流ファインネクストに売却し、同社が危険物倉庫を開発する
■概要
名称：プロロジスパーク古河2
所在地：茨城県古河市
敷地面積：2万3789.43m2
計画延床面積：2万1844.36m2
構造：地上2階建
着工予定：2016年7月
竣工予定：2017年4月末
