運輸政策研究機構は2月17日、ドローンの物流やインフラ点検等への活用について考察するための国際セミナーを開催する。
セミナーには、海外から、米国のFAA、欧州航空安全庁（EASA）、スイスポスト（世界最初のドローンによる宅配に向けたプロジェクトを実施中）を招へいし、日本からは、東大鈴木真二教授（航空工学の第一人者）と日本のドローンメーカー（ヤマハ、エンルート）を招へいするなど、産学官の幅広い専門家を招へいしている。
日本の国交省等の当局についても、物流政策課長や道路局幹部、航空安全企画課長等が参加予定だ。
■開催概要
日時：2月17日（水）14：00～
主催：運輸政策研究機構国際問題研究所
開催場所：ホテルメトロポリタンエドモント（東京・飯田橋）「悠久の間」（２F）
参加費：無料（ただし事前登録が必要）
定員：200名
言語：日英同時通訳
■詳細・申し込み
http://www.jterc.or.jp/topics/H27_topics.html#20160217
■プログラム
14：00～14：05 開会挨拶
運輸政策研究機構
国際問題研究所長 鷲頭 誠
14：05～14：35 講演１
「小型無人航空機の民間利用における現状と将来展望について」
東京大学大学院教授（航空宇宙工学専攻）
鈴木真二 氏
14：35～15：05 講演２
「米国における無人航空機開発利用の概況について」
Aircraft Systems Panel, FAA （Federal Aviation Administration）
Mr. Randy Willis, Manager, Emerging Technologies, Chairman, ICAO Remotely Piloted
15：05～15：30 講演３
「欧州連合におけるドローン規制の枠組みについて」
Ms. Sylvette Chollet, Representative in Beijing, European Aviation Safety Agency
15：30～15：50 コーヒーブレーク
15：50～16：20 講演４
「スイスにおけるドローンによる配送について」
Mr. Janick Mischeler, Project Manager for Open Innovation, Swiss Post
16：20～16：50 講演５
「スペインにおけるドローンを用いた鉄道インフラの点検について」
Mr. Leendert de Haan, Senior Expert, Civil Engineering Directorate, INECO
16：50～17：15 講演６
「産業用無人ヘリコプターの活用について」
元ヤマハ発動機
V＆S 事業本部 UMS
事業推進部長 石岡修 氏
17：15～17：40 講演７
「マルチコプター式無人飛行システムの活用について」
エンルート
代表取締役 伊豆智幸 氏
17：40～17：55 質疑応答
18：00～ レセプション
