UPSが運営するUPS基金は2月29日、特定非営利活動法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)が主催する気候変動に取り組む国際ボランティアプロジェクト「Stop Climate Change (SCC)」に対し、5万米ドル(約590万円)を寄付したと発表した。
<UPSジャパン本社で行われた寄付金贈呈セレモニー(写真左)、NICE(日本国際ワークキャンプセンター)開澤真一郎代表、(右)UPSジャパン梅野正人社長>
寄付金は、気候変動防止に注力する国際プロジェクトであるSCCの活動に役立てられる。
このプロジェクトは、日本ほか世界8か国(イタリア、インド、インドネシア、カンボジア、ナイジェリア、ネパール、ベトナム、メキシコ)での青年ボランティアによる気候変動対策のための活動を支援するもので、CO2排出削減とともに、各地の次世代のボランティリーダーの育成にも取り組む。
各活動先でのCO2排出量調査に加え、植林や活動地域の住民との環境に対する啓蒙キャンペーン、クラウド・ファンディングなどの活動を企画・運営する。UPSは2009年にも同団体に寄付を行っている。