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熊本地震/九州自動車道、通行止め一部解除

2016年04月15日/生産

国土交通省は4月15日午後2時、第5報となる熊本地震についての詳細発表を行った。

九州自動車道は、植木IC~松橋IC間点検中で、植木IC~益城熊本空港ICは緊急車両通行可。

益城熊本空港IC~松橋IC間では、路面陥没、路面段差、路面隆起、路面クラック等多数発生している。

南関IC~植木IC間と松橋IC~えびのIC間の通行止めを解除した。

南九州西回り自動車道八代JCT~津奈木IC間も、点検の結果、以上異常なく解除した。

九州中央自動車道嘉島JCT~小池高山IC間は点検中で、通行止めとなっている。

熊本港は、熊本港へのアクセス道路(橋梁)の両端ジョイント部に1cm程度の段差が発生し、徐行規制中。ボーディングブリッジが故障し、フェリー全便運休。

岸壁(水深4.5m、5.5m)背後の道路に長さ約60m、幅最大3cmの亀裂あり。(ただし、岸壁の利用に支障はない)

コンテナターミナルのガントリークレーンに不具合があり、詳細を点検中だ。

営業倉庫では、33件保管物品の荷崩れ、壁のひび割れ・崩落、屋根の内張り落下、敷地の地割れ等が報告されている。

熊本トラックターミナル(熊本市東区小山3-2-50)では、保管庫の天井落下による車両破損、荷扱い場におけるガラス破損しているが、営業している。

トラック関係では、熊本県と熊本市からの要請により、下記の緊急物資輸送を実施。

アルファ米、毛布(10t車1台)(4月15日:熊本県庁~県立体育館)、毛布、食料(4t車1台)(4月15日:熊本県庁~益城町保健福祉センター)、食料、飲料水(4t車1台)(4月15日:熊本県八代地域振興局~氷川町役場)、毛布、食料(10t車2台、4t車6台、2t車4台)(4月15日:熊本県民総合運動公園陸上競技場~熊本市内周辺避難所)、おむつ、ミルク(4t車1台)(4月15日:熊本県庁~益城町役場)。

九州道下り線の路肩崩落により立ち往生していたトラックは、レッカー車により引き上げられたところ、車両の損傷はなかったため配送先の鹿児島市に向け運送中。

熊本県甲佐町のトラック事業者の車庫で液状化現象による冠水被害が発生した。

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