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山九/3月期の売上高1.7%増、営業利益14.4%増

2016年05月10日/決算

山九が5月10日に発表した2016年3月期決算によると、売上高4894億4100万円(前年同期比1.7%増)、営業利益243億1700万円(14.4%増)、経常利益207億600万円(3.5%減)、当期利益129億1100万円(9.9%増)となった。

物流事業の売上高は2570億2200万円(2.0%増)、営業利益は66億5900万円(15.6%増)となった。

港湾・国際物流では、国内の機械・設備輸出取扱いが前年比減少となったが、コンテナ取扱量は新規船社の航路獲得や既存船社の航路拡大等があり、第3四半期会計期間以降は回復基調に転じ、累計でも前年比増加となった。

この取扱量の回復を背景に収益改善を図ったことに加え、海外の機械・設備輸送作業が年間を通じ堅調に推移したことから、全体では増益となった。3PL事業では、国内外での新規物流センター収益の早期安定化を進め、既存倉庫の貨種入替や低採算貨物の撤退等による収益向上を図ったことに燃料単価の低下も重なり、増収増益となった。

構内作業では、国内での単価改善や通信インフラ関連の物流作業が増加、海外でも東南アジア・中国・中東での石化構内における作業量が増加し、増収増益となった。

なお、機工事業の売上高はは2093億6400万円(0.9%増)、営業利益は158億8800万円(13.6%増)となった。

来期は、売上高4940億円(0.9%増)、営業利益245億円(0.8%増)、経常利益243億円(17.4%増)、当期利益162億円(25.5%増)を見込んでいる。

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