ラサール不動産投資顧問とNIPPOは5月11日、大阪府堺市に共同開発する「(仮称)ロジポート堺西」の地鎮祭を行い、16日に着工する。
ラサール不動産投資顧問とNIPPOなど3社が共同出資する特別目的会社が事業主体となり、大阪府堺市の約15万5370m2の敷地にマルチテナント型とBTS型の両方の区画を有する物流施設を開発し、竣工は2017年4月14日の予定。
工業エリアに属しているため、24時間のオペレーションが可能で、屋上には太陽光電池を備え付ける予定で、環境や省エネルギーに配慮する。
マルチテナント型物流施設の建物仕様では、延床面積約11万6074m2の2階建てで、有効天井高6.5m、1階床荷重を平米あたり2トン確保している。
2階フロアの防火区画内には柱がなく自由度の高いレイアウトが可能で、さらに最大で20区画に分割可能であることからテナント企業にとって利便性の高い施設となっている。
堺市は、2017年3月の阪神高速大和川線の開通によって関西圏の東西南北の物流動線が確立され、物流適地として発展が期待されるエリア。
高速道路への利便性に、最寄りの出島ICまで約3.3kmと優れており、阪神高速湾岸線を活用することで交通渋滞が予測される大阪中心部を通らずに大阪府全域、さらには京都・神戸にもスムーズにアクセスできる。
雇用環境においても、最寄りのバス停まで徒歩3分と従業員の交通利便性も兼ね備えている。
■施設概要
所在地:大阪府堺市西区築港新町二丁7-9
敷地面積:全体155,370.35m2
マルチテナント型:100,160.84m2
延床面積:マルチテナント型116,074.97m2
構造:鉄骨造、マルチテナント型:地上2階建
施主:モズプロパティー合同会社
用途:マルチテナント型物流倉庫、BTS型物流倉庫
着工:2016年5月16日
竣工:2017年4月14日(予定)
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