住友ナコフォークリフトは6月1日、旋回速度制御システムを新搭載したバッテリーフォークリフト、新型「QuaPro-B」を発売した。
徹底した省エネにより、標準モードで8.5時間稼働を実現し、新搭載のECOモードを選択することで、最大9.5時間の稼働が可能。
旋回速度制御システム STC(Safety Turn Control)を新搭載し、車速、タイヤ切れ角に応じて旋回時の速度・トルクを自動で制御、従来車と比べ旋回時の荷物のズレ量を1/4まで抑えることが可能になった。
ハイマウントリヤアクスル、ロングホイールベースの採用により旋回時の安定性を大幅に向上している。
危険な急操作時にブザーを鳴らし、オペレータと周囲に知らせる「危険運転警報」、シートベルトをしていないと走行・荷役の作動ができない「シートベルトインターロック」を新設定。
旋回中や下り坂での急激な加速を抑制、坂道発進の後退防止、オペレータ不在時の作動ロックなど、さまざまな安全装置を用意している。
■仕様
定格荷重:0.9 ~ 3.5トン
走行モータ:ACインダクションモータ
荷役モータ:ACインダクションモータ
バッテリー:鉛バッテリー
電圧:48V及び72V