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日本ロジテムほか/ベトナムで冷凍冷蔵倉庫事業を開始

2016年07月21日/物流施設

日本ロジテム、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)、川崎汽船は7月21日、ベトナム・ホーチミン郊外のビンズン省に、多様な温度帯(超低温・冷凍・冷蔵・チルド・定温)を備える倉庫を竣工し、営業を開始したと発表した。

<冷凍冷蔵倉庫>
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冷凍冷蔵倉庫事業を行う目的で、昨年4月25日に合弁会社「CLKコールド・ストレージ」を設立していた。

合弁事業は、倉庫の設計、建設、冷却設備、運営まで、ハードとソフトのすべてを日本企業が主導する、オールジャパン体制のプロジェクトであり、ベトナム初のマイナス50度の超低温を含む冷凍冷蔵倉庫の運営を特徴としている。

日本ロジテムグループの22年にわたるベトナムでの物流事業、川崎汽船のタイ・バンコクでの冷凍冷蔵倉庫事業、クールジャパン機構の海外需要開拓のための支援といった、3社の強みを活かし、日本の高度な技術と高品質なサービスで、日本の食のベトナムでの需要・流通拡大に貢献する。

■CLKコールド・ストレージの概要
所在地:ベトナム社会主義共和国 ビンズン省
事業内容:冷凍・冷蔵倉庫業等
資本金:1500万US ドル
設立年月日:2015年4月25日
事業開始:2016年7月7日
出資比率:川崎汽船25%、日本ロジテム26%、クールジャパン機構49.0%
アクセス:ホーチミン市中心部より約22km カトライ港より約25km
面積:土地面積:約19000m2
   延床面積:約7000m2
構造等:平屋建倉庫 倉庫内13区画
温度帯:超低温-50℃、冷凍-25℃~-18℃、チルド-5℃~+5℃、低温0℃~+15℃、定温+5℃~+25℃
その他:ドックシェルター17基、ドックレベラー4基、非常用発電機の導入、高度な防熱対策設備、倉庫内の温度・気圧管理、外気の侵入抑制機能、警備員による24時間警備体制、防虫防鼠対策等

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