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SBSトランスポート/60歳以上のドライバー、脳MRI検診

2016年08月26日/SCM・経営

SBSトランスポートは8月26日、60歳以上のドライバーを対象とした「脳MRI検診」を7月に実施したと発表した。

近年、自動車運送事業でのドライバーの高齢化が進む中で、健康状態に関わる車両の事故・事案が数多く発生している。

同社では、健康起因事故防止のため、ドライバーの健康管理を強化する一環として、脳MRI検診を実施することにしたもの。

検診は、60歳以上のドライバー35名を対象に、運転従事者脳MRI検診支援機構の助成制度を活用し、1人2万円の費用を会社が全額負担することで、受診を義務付けた。

所見のあったドライバーには、専門医の紹介をするほか、日常の点呼時に意識的に声掛けするなどして、継続的な体調管理を行っている。

脳MRI検診は、未破裂動脈瘤の発見に特化した新しい脳のスクリ-ニング検査で、脳卒中の中でも「くも膜下出血」は突然発症し予知することが困難なため、発症リスクを早期に発見し予防する。

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