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プラネット・テーブル/農産物・食品の物流可視化・改善のIoTサービス開発

2016年09月01日/SCM・経営

プラネット・テーブルとスカイディスクは9月1日、農産物や食品の物流可視化・改善サービスに関わる提携を発表した。

<計画アウトプット>
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9月から試験的に、全国の農畜水産者・食品事業者の連携パートナーに「物流可視化センサ」を配布し、物流時の温度・湿度・状態変化等の「見える化」し、データの蓄積を図っていく。

2017年には、利用便・梱包等の提案サービスを展開し、物流過程での鮮度劣化や食品ロスを防止し、農畜水産・食関連事業者の収益向上を実現していく。

このサービスの通信部分は、ソラコムのIoT通信プラットフォームSORACOMを活用し、国内と海外への普及を図っていく。

9月よりプラネット・テーブルが展開する農産流通プラットフォーム「SEND」や、BtoB商談・直接取引プラットフォーム「SEASONS!」のユーザーである生産者や食品関連事業者に対し、スカイディスクが開発する「物流可視化センサ」を試験的に提供し、物流過程での位置情報、温度・湿度、衝撃等を記録・可視化するサービスを提供する。

2017年には、正式公開し、他の流通・小売、食品会社等にもこのサービスを広く提供していく。

物流会社・配送方法ごとの状態変化や鮮度劣化をビッグデータ化し、ベストな物流選択肢の提案や、 荷物トラブルの解消と補償最適化、梱包方法提案等のサービスを提案していく。

物流過程での鮮度劣化を防止し、食品ロスを大幅に低減することで、農畜水産・食関連事業者の収益向上と持続的な社会づくりに寄与していく。

なお、プロジェクトには、IoTや物流、ユーザーといった、あらゆるパートナーの参画が予定されている。パートナー第一弾として、ソラコムとパートナーシップを強化した。

同社のIoT通信プラットフォーム SORACOM により、どこでもつながるモバイル通信をリーズナブルに利用できる。

また、同社の展開とともにこのサービスの国内外への普及を図っていく。 さらに、大手物流・宅配便会社や鉄道会社、航空貨物会社等も、順次本プロジェクトへの招致・参画を図っていく。

なお、プロジェクトへの参画を検討する事業者の募集も行っている。

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