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イーソル/業務用音声対話アプリケーションフレームワークに対応

2016年09月14日/生産

イーソルは9月13日、無線LAN搭載ハンディターミナル向けアプリケーション開発支援ツール「eSOL Emusen(Emusen)」が、旭化成の融合ソリューション研究所が開発した業務用音声対話アプリケーションフレームワーク「VOHMIAK PD-2」に対応したと発表した。

<デンソーウェーブ製「BHT-1361BWB-CE」、音声認識対応時用ヘッドセット>
20160914esol - イーソル/業務用音声対話アプリケーションフレームワークに対応

Emusenを使ったアプリケーション開発の入出力処理で音声認識を選択するだけで、音声認識処理を実装できる。

今回、デンソーウェーブ製ハンディターミナル「BHT-1361BWB-CE」にEmusenとVOHMIAK PD-2をバンドルし、提供を開始した。

入出荷、棚卸、ピッキングなど、業務フェーズによってバーコードラベルの有無が異なる物流・流通現場の一連の業務において、1台のハンディターミナルで音声認識とバーコードスキャンを行えるようになり、業務効率化とコスト低減を可能にする。

Emusenは、ハンディターミナルの画面作成と入出力、キー操作処理などを簡単に設定できる、無線LAN搭載ハンディターミナル向けアプリケーション開発支援ツール。今回対応した音声認識、スキャナ制御、文字読み取りなどのプログラムが標準で組み込まれている。

またハンディターミナル・サーバ間の通信プログラムもあらかじめEmusenに含まれているため、ユーザはアプリケーション開発に注力できる。Emusenで開発したアプリケーションは、OSが異なるハンディターミナル上でも無線エミュレータシステムとして動作させることができる。ユーザはハードウェア依存部を変更するだけで、同一アプリケーションを異種複数のハンディターミナルで使えるようになる。

アプリケーション起動中は常時サーバと接続し、リアルタイムなデータ送受信および更新が可能。Emusenのシミュレータ機能により、手元に実機がなくてもハンディターミナル上での動作をイメージしながらアプリケーション開発が行える。

イーソルは「国際物流総合展2016」で、音声認識対応BHT-1361BWB-CEをはじめ、フォークリフトへの端末の搭載を可能にするホルダなどを中心に紹介している。

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