最新の物流機器やシステム、情報が集まる展示会「国際物流総合展2024」が9月10日に東京ビッグサイト（東京国際展示場）で始まった。主催は日本産業機械工業会、日本物流システム機器協会など。
＜どのホール、ブースも盛況＞
今回のテーマは「持続可能な道、物流の明日を育む」。広大な8つのホールに計580社・団体が3241ブースを出展し、それぞれ「倉庫内作業の効率化」「保管・輸配送の最適化」「包装システムの活用」などを狙い展示を行った。
中でも物流の2024年問題対策は必須で、ロボットを活用したピッキングのデモンストレーションや、自動倉庫のプロモーション、トラックの荷待ち時間削減や配車ルート選定に役立つソフトの説明など、どのブースも大盛況だった。
各ブースでは「省人化や無人化について以前はコストダウン目的で視察に来る人が多かったが、今はいかに人手不足でも運営できるかを計画したくて来る人が増えている」「例えば時間短縮も一部分だけに導入したのではかえって悪影響することがあり、『全体の最適化』こそ提案したい」といった声が聞かれた。
＜ごった返すホール入口＞
会期は9月13日まで。初日は前回（2022年）の1万人を大幅に上回る1万4459人が訪れた。
■開催概要
会期：9月10日（火）～13日（金）10：00～17：00
会場：東京ビッグサイト（東京国際展示場）東1～8ホール
展示規模：580社・団体、3241ブース（共同出展含む）
サイト：https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ltt/
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