ファナックは10月11日、ロボットの生産能力増強のため、筑波工場の一部をロボットの製造に転用すると発表した。
筑波工場では、ロボドリル(小型切削加工機)の製造を行っているが、製造エリアの集約を行うことで、ロボット製造用のエリアを確保する。
生産開始は来年4月で、8億円を投じる。
筑波工場の一部をロボット製造に転用することで、ロボドリルの生産能力は3000台/月となる。
同社は、本社工場で5000台/月のロボットの生産能力があるが、最近ロボットの所要の増加が著しく、ロボットの生産能力の増強が必要となっていた。