日本通運は2月27日、経済産業省が健康経営銘柄に準じた先進的な企業を選ぶ「健康経営優良法人(大規模法人部門)~ホワイト500~」の認定を2月21日に受けたと発表した。
日通では、中期経営計画「日通グループ経営計画2018-新・世界日通-」の重点戦略として、「働きやすい環境作りの強化」を掲げている。
毎年度策定する安全衛生管理方針にもとづき、健康保険組合や、健康の保持増進のために全国の支店に約170名配置している保健師・看護師などの有資格者と連携して、ストレスチェックなどのメンタルヘルス対策や、禁煙対策の推進など生活習慣病対策の取組みを進めている。
全職場で、1954年から「日通体操」を行い、従業員の健康維持・労働災害の予防に努めている。
今回の認定を受け、日通では今後も、従業員の健康増進に向けた取組みを積極的に進めていくとしている。
「健康経営優良法人(大規模法人部門)~ホワイト500~」とは、経済産業省が、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康推進の取組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰する制度で、今年度から始まったもの。