日本貨物鉄道は2月27日、室蘭線脱線事故で、利用者にお詫びするとともに、事故原因については調査中と発表した。
事故原因は、国土交通省運輸安全委員会において調査中で、同社では調査にJR北海道と連携して、引き続き全面的に協力をしていく。
脱線した機関車については一部が破損しており、破損部分の部品の一部が線路上で発見されている。
この部品と今回の事故との関係については現在のところ調査中だが、脱線した機関車と同じ部品を使用している同形式機関車47両については、23日中に全て点検を終了し異常がないことを確認している。
同様の部品を使用している全国の他形式機関車266両についても、緊急に点検を実施し、昨日夕方までに全車異常がないことを確認した。